
古今伝授の間
出水神社秋季奉納 流鏑馬演舞 【古今伝授之間】
2011-10-16

10月16日、よく晴れた日曜日に、水前寺成趣園の一画で出水神社秋季奉納流鏑馬演舞が行われました。

ねんりんピックが開催されているため観光にこられた方が多い上に、なかなか見ることの
できない流鏑馬演舞とあって、多くの方が集まりました。

披露されたのは、竹田流流鏑馬です。遡れば清和源氏の流れを汲む、伝統的な系譜。
武田家が途絶えそうになった際、姻戚にあった細川幽斎公が受け継ぎ、家臣の竹原惟成が
一切を継承しました。そのため、武田流流鏑馬は、お城まつりや出水神社の例大祭などで公演
されるなど、熊本に根付いた伝統文化となっています。
演舞では、3人一組になり、それぞれ3回ずつ走らせます。的はコースに3つ用意されているので、
各人9回的を射ることになります。それぞれの的の間は約50m、全長約200mの距離を約20秒ほどで
駆け抜けます。手綱を放して馬を操り、小さな的を狙う流鏑馬は、相当の技を要します。的は五色の円ですが、
的の周りに飾られている季節の花に中っても、的中です。
速い馬から小さい的を射るまでに、どれだけの鍛錬を重ねたのでしょうか。スピードに乗って次々に駆け抜ける
馬上の騎手に、観客からはため息がこぼれます。
馬の名前は、幽玄号、惟成号、藤孝号。どの馬も愛想がよく、沿道に並ぶ観客のアイドルとなっていました。
大切な伝統芸能、これからも見守っていきたいですね。













